『Fallout Shelter Online(FSO)』は既にリリースされている『Fallout Shelter』とシステムを同じくした核シェルター運営シミュレーションゲームです。
この記事では『Fallout Shelter Online』を実際に遊んで感じた面白い点・残念な点や「総合的なおすすめ度」をプレイ評価としてをお伝えしていきます!
Fallout Shelter Onlineの評価 | |
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ストーリーの良さ | (4.0) |
操作性の良さ | (4.0) |
遊びやすさ | (3.5) |
グラフィックの良さ | (3.0) |
音楽の良さ | (4.0) |
戦略性の高さ | (4.5) |
おすすめ度 (※シリーズ経験者) |
(4.0) (5.0)※ |
FSOの面白ポイント
- Falloutの世界観をコミカルに再現
- 戦略性の高い育成・戦闘システム
- 放置要素でのんびり遊べる
Fallout Shelter Online
シェルター運営シミュレーション
FSOってどんなゲーム?
プレイヤーは核シェルター『Vault』の監督官となり、Vaultを発展させながら入植者(シェルターを開拓する仲間のこと)に指示を出して、外の世界『連邦(コモンウェルス)』を探索していきます。
本作の設定は、既にコンシューマーで販売されている『Fallout4』の世界観を踏襲しており、核戦争による文明崩壊後のボストン周辺が舞台となっています。
ゲームの特徴をざっくりまとめると以下のような感じ。
Fallout Shelter Onlineはこんなゲーム
- Fallout4を踏襲した世界観
- 原作に登場したキャラを入植者にできる
- 戦略性の高い育成・戦闘システム
具体的にお伝えしてきますね!
Fallout4を踏襲した世界観
本作の世界観はFallout4と同じものとなっており、同作に登場する『ロケーション』(施設やランドマークの場所)や登場人物が登場します。
ストーリーはFallout4の外伝または「if(もしも〜だったらという物語)」となっており、全く異なるものとなっているので、原作プレイヤーも安心して遊べますよ!
原作未プレイのユーザーにも配慮されており、各団体の拠点には、その団体に関連する情報が纏められたコンピューターが置かれ、どういう団体なのかが分かりやすく説明されています。
原作に登場したキャラを入植者にできる
基本的に監督官であるプレイヤーは、Vaultの外には出られず、入植者に対して資材の管理や施設の増築、及び連邦の探索などを指示することとなります。
この際にVaultに入居する入植者の多くはFallout4に登場したNPCであり、原作プレイヤーであれば見慣れた人物達が入植者としてプレイヤーに手を貸してくれます。
中には、原作では敵対していたり、別の派閥に所属していたキャラなども入植者にすることが可能なため、原作プレイ済みのユーザーであればニヤリとする要素が多くなっています。
戦略性の高い育成・戦闘システム
本作の戦闘システムは、スキル発動以外は全て自動で行われるシンプルなものとなっており、探索中に敵に遭遇するか、戦闘のみの『フィールド戦』で発生します。
通常の緑色の体力ゲージの他に、最大HPを削るRAD(放射能)ダメージを与える敵が頻繁に登場するため、いたずらに戦闘を繰り返しているとあっという間に全滅してしまいます。
なので、無駄な戦闘を回避することや、キャラの育成優先など様々な要素を考える必要があり、とても戦略性の高いものとなっています。
Fallout Shelter Online
シェルター運営シミュレーション
面白い点・残念な点
実際に「FSO」を遊んでみて、良いなと感じたこと・残念(ツラい)と感じたことをまとめてみました!
ココが良い◎
- Falloutの世界がポップに再現されていて遊びやすい
- カードイラストが洗練されている
- 放置で資材が溜まるのでのんびりプレイできる
ココが残念△
- 難易度の上がり方が激しい
- RADダメージの概念がわかりにくいかも
- キャラが入手しにくい
◎Falloutの世界がポップに再現されていて遊びやすい
本作の世界観はFallout4を踏襲しているのですが、原作と違ってポップなキャラが戦闘を行う仕様になっています。
入植者はもちろん、グロテスクだったモンスターや、リアルだった人型の敵なども全てコミカルに表現されているので、原作では過激だった表現がマイルドに抑えられています。
『話題だったけれど怖そうでちょっと…』とシリーズ未経験者の方でも、安心して始めることができます。
◎カードイラストが洗練されている
本作に登場するキャラの多くは、Fallout4に登場したNPCなのですが、カードイラストでは全てスタイリッシュな姿で描かれています。
原作が洋ゲーであるため、一部のキャラは日本人受けしない造形だったのですが、本作ではアメコミ調で描かれており、原作に比べて全体的に格好良くなっています。
洋ゲーのキャラはちょっと受け入れにくい…という人にも安心です。
◎放置で資材が溜まるのでのんびりプレイできる
核シェルター運営シミュレーションゲームである今作は、基本的に放置して食料やキャップ(Fallout世界の通貨、コーラの王冠)、水や電力といった資源を稼ぐことになります。
食料はキャラのレベル、水はキャラのスキル、キャップはキャラの武器防具の強化に使用するため、どうしてもゲームのシステム上放置することを余儀なくされます。
あまりゲームをプレイしないユーザーでも、キャラの強化がしやすく、のんびりと遊ぶことができます。
△難易度の上がり方が激しい
本作の探索パートでは、5人1組のチームを組んで、連邦のロケーションに派遣して行います。
クエスト難易度の指標となる敵の『戦力』は上昇幅がとても大きく、攻略可能になるまで時間が掛かります。
特に一定以上まで味方戦力を上げると、必要となる資源がかなりの量になるため、どうしてもそこで攻略が止まってしまいます。
一応、抜け道的な方法もあるのですが、それに必要なアイテムを手に入れるため、ギルドに所属することが必須になり、人によっては敷居が高くなっています。
△RADダメージの概念がわかりにくいかも
本作の戦闘システムにおけるダメージには「HPを削る通常のダメージ」と「最大HPを減らすRADダメージ」という2種類が存在します。
特に「RADダメージ」はとても厄介で、これを回復するには「特定のキャラのスキル」か『RADアウェイ』というアイテムを使用する必要があります。
このRADダメージはFalloutシリーズではお馴染みの要素なのですが、シリーズ未経験者には分かりにくく、ゲーム内チャットでも不満の意見をチラホラ見かけます。
△キャラが入手しにくい
ストーリーを進めるたびに入植者としてキャラがVaultに現れるのですが、ほとんどが低レアリティのキャラとなっています。
一応、SRキャラが2体手に入りますが、それ以外はガチャを引く必要があります。
ガチャを引くために必要な『戦前のお金』の入手が困難で、無課金ではガチャを引くのが難しいです。
初期に手に入るキャラが軒並み優秀なのでゲームに詰まることはそうそうありませんが、様々なキャラが使いたい人には少し物足りないかもしれません。
FSOの評価と感想まとめ
実際に「FSO」を遊んでみて、あぷもり編集部が判定した総合評価がこちら!
Fallout Shelter Onlineの評価 | |
---|---|
ストーリーの良さ | (4.0) |
操作性の良さ | (4.0) |
遊びやすさ | (3.5) |
グラフィックの良さ | (3.0) |
音楽の良さ | (4.0) |
戦略性の高さ | (4.5) |
おすすめ度 (※シリーズ経験者) |
(4.0) (5.0)※ |
Fallout4の世界観をコミカルにまとめ、Falloutシリーズらしさもよく表現されたゲームだと思います。
- 放射能耐性が上がる薬品=ゲームのスタミナ
- コミカルだけど「世紀末っぽさのある会話」
など、色々な面にこだわりが感じられます。
シリーズ経験者はもちろん、未経験者であっても『ポストアポカリプス(終末もの)』と呼ばれるジャンルが好きな人であればきっとハマる良いゲームだと思います。
資源回収などで放置することが必須になるので、のんびりとゲームを遊びたい人にもオススメ!
Vault内のノスタルジックなBGMを聴きながら、のんびりチャット欄を見ながら施設の拡張を行えば、他のゲームでは味わえない不思議な落ち着きが感じられること間違いなしです。
おすすめ度:(4.0)
FSOの面白ポイント
- Falloutの世界観をコミカルに再現
- 戦略性の高い育成・戦闘システム
- 放置要素でのんびり遊べる
Fallout Shelter Online
シェルター運営シミュレーション
タイトル | Fallout Shelter Online(フォールアウトシェルターオンライン) |
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ジャンル | シミュレーション |
会社 | GAEA MOBILE |
価格 | 基本プレイ無料(アプリ課金型) |
配信日 | 2020年6月1日 |
対応端末 | iOS 9.0以降、Android 4.4以上 |
容量 | 1.28GB |
公式ストア | App Store / Google Play |
公式サイト | 「FSO」公式サイト |
公式Twitter | 「FSO」公式Twitter |
レビュー日 | 2020年6月7日 |