『凍京ネクロ SUICIDE MISSION』は、ニトロプラスとDMMが共同制作したシミュレーションRPGです。
この記事では『凍京ネクロSM』を実際に遊んで感じた面白い点・残念な点や「総合的なおすすめ度」をプレイ評価としてをお伝えしていきます!
凍京ネクロ SUICIDE MISSIONの評価 | |
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ストーリーの良さ | (5.0) |
操作性の良さ | (4.0) |
遊びやすさ | (3.5) |
グラフィックの良さ | (4.5) |
音楽の良さ | (4.0) |
戦略性の高さ | (4.5) |
おすすめ度 | (4.5) |
凍京ネクロSMの面白ポイント
- ADVゲーム原作の作り込まれた世界観
- 協力・対戦やコラボなどコンテンツが充実
- 無課金でも覚醒が容易な育成システム
凍京ネクロ SUICIDE MISSION
死者再殺シミュレーションRPG
凍京ネクロSMってどんなゲーム?
氷河期を迎えた凍京が舞台で、『リビングデッド』と呼ばれる動く死体をあやつる『ネクロマンサー』と、リビングデッド専門の駆除業者『生死者追跡者』との戦いが描かれます。
本作はニトロプラスが既にリリースしている成年向けアドベンチャー『凍京NECRO』の外伝・後日談的な作品となっており、世界観や用語が共通しています。
ADV原作の作り込まれた世界観
既にリリースされている凍京NECROの外伝・後日談的な作品で、原作がアドベンチャーゲームということもあり、とても繊細に世界観が設定されています。
ストーリーパートも作り込まれており、一般のノベルゲームに引けを取らない出来となっています。
原作に登場するキャラも多数登場しており、ファンアイテムとしても優秀です。
設定の凝った魅力的な登場キャラ
本作には、とても多くのキャラが登場しますが、その全てに細かなキャラ設定が付与されています。
特に仲間となるキャラは「リビングデッド」に対抗するためか、全体的に個性で派手な見た目や性格となっており、他のゲームと比べて『ブッ飛んだ』設定のキャラが多く登場します。
世界観として「サイバネ技術」が発達しており、他のゲームではあまり見られないサイボーグ的なキャラが多く登場し、一風変わった風貌のキャラが多い点もゲームの魅力。
エクスブレインと呼ばれる独自の育成要素
本作の育成システムは『エクスブレイン』と呼ばれる数多くのスロットが用意されたボードを用いたものになっています。
キャラのレベルはエクスブレインのスロット開放数とリンクしており、下記5色の『チップ』を使用してスロットを開放していきます。
- パープル(HP)
- レッド(ATK)
- ブルー(DEF)
- グリーン(DEX)
- イエロー(SPD)
チップはデイリークエストなどをクリアすることで入手可能で、開放したスロットに対応した能力が上昇していきます。
凍京ネクロ SUICIDE MISSION
死者再殺シミュレーションRPG
面白い点・残念な点
実際に「凍京ネクロ SUICIDE MISSION」を遊んでみて、良いなと感じたこと・残念(ツラい)と感じたことをまとめてみました!
ココが良い◎
- キャラストーリーが豊かで感情移入しやすい
- 協力・対戦やコラボなどコンテンツが充実
- 無課金でも覚醒が容易な育成システム
ココが残念△
- ATK偏重の戦闘システム
- 限定キャラは覚醒が大変
- イベントがとても忙しい
◎キャラストーリーが豊か
アドベンチャーゲーム原作ということもあり、本作はとても重厚なストーリーとなっています。
リビングデッドという『動く死体』がはびこる、いわゆる『ゾンビ物』のような世界観の中で生きる登場キャラたちは、この絶望的な世界の中でもたくましく生きています。
キャラごとのバックストーリーや信頼度を上げると見ることのできるミニエピソードもよく作られており、キャラへの感情移入度がより深くなること間違いなしです!
◎レイドやコラボなどコンテンツが充実
本作には基本となるストーリーの他にも、多くのゲームモードが存在。
体力が回復しない状態で、ステージを連続でクリアしていく『電脳METRO』や、アリーナ要素である『再殺道場2.0』、強大なボスを複数のプレイヤーで倒すレイドボスなどを楽しめます。
定期的にコラボや新規実装キャラのイベントが行われており、進化素材やコラボキャラを獲得することも可能です。
◎無課金でも覚醒がカンタンな育成
本作の育成システムであるエクスブレインは、チップさえ入手していれば直ぐにキャラのレベル強化ができるので、新たに入手したキャラも即、最大レベルまで強化可能。
覚醒には『ホログラフィックメモリ』と呼ばれるキャラがダブると手に入るアイテムを共通で使えるので、ハードルは高くありません。
加えて、キャラには『得意武器』が設定されており、同じ得意武器のキャラを育成することで同じ得意武器を持つキャラの火力を上げることが可能なので、低レアリティのキャラも育成する甲斐があります。
△ATK偏重の戦闘システム
本作の戦闘システムは、特定のマスにキャラを移動させて、敵を攻撃するシミュレーションRPGタイプなのですが、重要となるのがATK(攻撃力)。
敵の攻撃が激しい本作では、短時間でダメージを多く与えて敵を倒す、『やられる前にやる』という戦い方が勝利の鍵となります。
ある程度ATK偏重の武器構成やキャラ育成を強いられることになり、やや戦闘が荒削りになっています。
△限定キャラは覚醒が大変
通常のキャラであれば汎用の『ホログラフィックメモリ』でキャラの覚醒が可能なのですが、限定キャラの場合「専用」のホログラフィックメモリが必要になります。
これは「限定キャラ」がダブることで手に入る、限定キャラ専用のホログラフィックメモリで、これが無ければ限定キャラの覚醒が行えません。
専用キャラはピックアップのステップアップスカウトに並ぶことが多いですが、覚醒させるには大変な作業が必要となります。
△イベントがとても忙しい
本作には通常のクエスト形式のイベントの他に、定期的にレイドボスを討伐するイベントが開催されます。
レイドボスイベントは美味しいイベントなのですが、その分周回を強要されることとなり、途方もない回数の周回を行うことに…。
特に他イベントと同時に開催された場合は、両方同時に行う必要が出るため、休む間も無い位の周回が必要になります。
凍京ネクロSMの評価と感想まとめ
実際に「凍京NECROネクロ SUICIDE MISSION」を遊んでみて、あぷもり編集部が判定した総合評価がこちら!
凍京ネクロ SUICIDE MISSIONの評価 | |
---|---|
ストーリーの良さ | (5.0) |
操作性の良さ | (4.0) |
遊びやすさ | (3.5) |
グラフィックの良さ | (4.5) |
音楽の良さ | (4.0) |
戦略性の高さ | (4.5) |
おすすめ度 | (4.5) |
本作はとてもストーリーの出来が良く、ストーリーを楽しみたい人向けの作品となっています。
キャラが魅力的で会話にはギャグ要素もあり、シリアス一辺倒という雰囲気でもありません。
周回やシステムの理解が必要になりますが、石が溜めやすいゲームなので無課金で遊びたい人にもオススメです。
ただし、ATK偏重の戦闘システムやイベントの忙しさなど、慣れないとキツイ面も存在するので、効率の良いATK偏重の装備構成などを考える必要があります。
面白くてオススメのゲームですが、『R』版という成人向け要素のあるバージョンがDMM版にあるので、アプリではなくDMM版で遊ぶ場合は注意しましょう。
おすすめ度:(4.5)
凍京ネクロSMの面白ポイント
- ADVゲーム原作の作り込まれた世界観
- 協力・対戦やコラボなどコンテンツが充実
- 無課金でも覚醒が容易な育成システム
凍京ネクロ SUICIDE MISSION
死者再殺シミュレーションRPG
アプリの基本情報
タイトル | 凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ> SUICIDE MISSION |
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ジャンル | シミュレーション、RPG |
会社 | DMMGAMES |
価格 | 基本プレイ無料(アプリ課金型) |
配信日 | 2019年7月31日(アプリ版) |
対応端末 | iOS 9.0以降、Android 6.0以上 |
容量 | 2.88GB |
公式ストア | App Store / Google Play |
公式サイト | 「凍京ネクロSM」公式サイト |
公式Twitter | 「凍京ネクロSM」公式Twitter |
レビュー日 | 2020年7月17日 |