「アリスギアって何が面白いの?」
「今から始める初心者でも楽しめる?」
アリスギアのプレイ評価や楽しみ方が気になっている人はぜひ参考にしてみてください!
アリスギアの魅力まとめ
- アクション性の高い3Dシューティング
- ヘビーで深みのあるストーリーが読める
- 個性豊かな美少女キャラが多数登場
- イベントへの力の入れ方がすさまじい
『アリスギア』のおすすめ度:(5.0)
アリス・ギア・アイギス
3Dアクションシューティング
アリスギアってどんなゲーム?
アリス・ギア・アイギスは三人称視点の3Dアクションシューティングゲームです。
戦略性の高いアクションバトル
プレイヤーは焼夷・冷撃・電撃・重力の四つの属性を持つ『アクトレス』と呼ばれる少女達の中から三人選び、一組のチームを結成。
宇宙空間やコロニー内に現れる『ヴァイス』と呼ばれる敵性存在と戦います。
敵の攻撃を、前後左右への移動や、ブーストゲージを消費して高速移動する『ブースト』や、瞬間的に移動して緊急回避する『ステップ』を駆使して、敵の攻撃を回避。
『ギア』と呼ばれる対ヴァイス用の装備で敵を攻撃していきます。
ギアには四種類あり、それぞれ『ショット(射撃)』『クロス(近接)』『トップス(上半身)』『ボトムズ(下半身)』の四種類があります。
各アクトレスにはショットかクロスに得意属性が分かれており、得意な武器と属性が合致すると能力が上がります。
ショット・クロス共に様々な種類があり、それらをアクトレスに応じて組み合わせて戦うのが基本になります。
トップスとボトムズは、アクトレスの防具であると共に、回数制限のある特殊武装も兼ねています。
広範囲攻撃や、ギアによる特殊な近接攻撃。補助やライフ回復など様々な効果があります。
これらギアを駆使してヴァイスを倒していくと『SPゲージ』と呼ばれるゲージが蓄積していきます。
これは『SPスキル』というアクトレス固有のスキルを発動する為のエネルギーとなっており、満タンになると発動可能になります。
SPスキルはアクトレスの『必殺技』であり、派手な演出と共に強力な効果を持つスキルを発動します。
特殊武装を召喚しての範囲攻撃や、強力な回復やバフ。一定時間特殊行動が可能になるなど、その効果は様々です。
プレイヤーはこれらのアクションを駆使してヴァイスと戦闘を繰り広げます。
近未来を描いた深みのあるストーリー
ストーリー部分は開発元の『ピラミッド』が、名作シューティングである『ダライアスバースト』シリーズを産み出しているため、設定が非常に濃密な物となっています。
アリスギアの世界は一見すると現代世界なのですが、実は『シャード』と呼ばれるスペースコロニー内に当時の文化レベルを再現している、近未来の話となっています。
プレイヤーは『東京シャード』にある、かつてその名の轟かせた『成子坂製作所』と呼ばれるアクトレスのギア制作を行う中小企業に隊長として赴任。
そこで同じく新人アクトレスである『比良坂 夜露』と出会い、個性的なメンバーと共に、成子坂製作所にかつての栄光を取り戻すために活動を開始します。
プレイヤーを待ち受けるのは、アクトレス事業を専門に行う大企業による成子坂潰しや、メディアからのバッシング。
各シャード間の確執や利権といった『大人の事情』に巻き込まれる中で、人類が地球を離れる原因を作った敵性存在ヴァイスとの戦いに身を投じていきます。
アクトレスの少女達が人類の敵、ヴァイスを倒してシャードの平和を守るというヒロイン然とした活躍と、その裏で展開される大人達の思惑。
この相反する二つが交互に展開される事で、ストーリーに他に例を見ない深みを持たせています。
アリスギアの魅力について
このゲームの魅力は、個性豊かなアクトレスの少女達と、イベントを含めたストーリーです。
個性豊かなアクトレスとストーリー
アクトレス達はどれも個性豊かであり、また最近の美少女ゲーム全般によくある『ステレオタイプな美少女キャラ』が少ないのが特徴です。
設定・性格的にどのアクトレスも個性的で、長所と短所がきっぱりと分かれています。
見ていて非常に飽きないアクトレスばかりです。
また『少女』と銘打っていますが、その年齢層は様々です。
低年齢では10歳、最高齢では32歳と様々な年齢層の少女が居ます…誰が何と言おうが少女です。
この個性的なアクトレスが繰り広げる、表情豊かなストーリーが魅力的です。
ですが、ストーリーだけではキャラクターが掘り下げられず、印象に残り辛いアクトレスも中には居ます。
そんなアクトレス達が大活躍するのが『イベント』です。
ストーリー本編は、少女達の日常の裏でヴァイスの襲撃や、大人達の策謀や暗躍が繰り広げられる、ややヘビーなものとなっております。
中にはそれに振り回されるアクトレス達も居り、見ていて心を痛める場面もあります。
そんな本編のヘビーな空気を完全に破壊するのがイベントです。
イベントへの力の入れ方が異常
イベントでは、アクトレスの中から三人程がピックアップされ、彼女達を主軸にした物語が展開されます。
基本的にストーリーを踏襲したものとなっていますが、その内容はストーリーとは打って変わってポップなものとなっています。
人によっては『イベントが本編』と言う位にこのイベントにアリスギアは力を入れており、文字にすると凄まじいエピソードが多々存在します。
過去のすごいエピソード集
- お米が関係するイベントのため、著名な米研究者に監修を求める。
- 群馬とタピオカという、最早組み合わせが意味不明なイベントを開催した上、群馬県に許可申請する程の資料を使用して群馬のPRを始める。
- 期間三週間程のイベントのために『普通にクイズアプリとして通用するレベル』のミニクイズゲームを出す。(大昔のタイトーのゲームのリメイクでもある)
- 『特攻の拓』で有名な『所十三』先生とコラボイベントを開始し、更に喧嘩になりそうな場面で突然クイズ対決を始める。
- 毎年、大晦日に人間の108の煩悩全てを一つずつ説明した上、各アクトレスやイベントに登場したキャラの後日談をそれに当て嵌める。(戦闘が一切無い)
…等、個性豊かを超越して個性に手足が生えて踊っている様なイベントが月一回のペースで展開しています。
このゲームのイベントを象徴する一つの事件として『芋煮事件』というものが存在します。
ソシャゲ業界に例を見ない不具合で、ネットニュースにも掲載された事件です。
内容は『P-1グランプリ』(芋料理ナンバーワンを決めるグランプリ)イベントにて芋煮屋の報酬として配布されていた『里芋とイカの煮物』というアイテム。
このアイテムに対して『こんなの芋煮ではない』とお客様や音楽担当、更に山形県出身のスタッフから怒られて、チェックが甘かったと看板の修正とお詫びが配られたという事件です。
『こんなお詫びは前代未聞だ』とネットニュースで一時話題になり、ある種の伝説となりました。
こういった混沌も、アリスギアの魅力の一つと言えるでしょう。
アリス・ギア・アイギス
3Dアクションシューティング
イマイチな点や改善してほしい点
改善して欲しい点は、
- 過去に開催されたイベントを見る事が可能なギャラリーの様なものが欲しいという点
- 加えてストーリーの更新頻度をもっと上げて欲しいという点
上記の通り、このゲームはイベントが良く出来ており、ミニゲーム等の出来が良好な為に再度プレイしたり、イベントストーリーを見たいという声が多くあります。
特にアリスギアは現在において、過去イベントの再開催は数える程しかないので、この要望はかなりの数のユーザーの思うところであります。
行われるイベントの中には、過去のイベントをプレイしていないとわからないキャラや描写が存在するので、可能であれば実装して欲しいところです。
また、ストーリー部分も良く出来ているのですが、非常に更新頻度が遅いというのも欠点の一つです。
ストーリーの更新は良くて一ヵ月、悪ければ3ヵ月程間が空くことがあります。
その分出来は良いのですが、ストーリーを忘れてしまいかねないので、もう少し頻度を上げてくれると助かるのに…と感じています。
課金要素について
課金は星4確定排出であるスカウト(このゲームのガチャの名称)が来た時に行っています。
また、どうしても欲しいキャラが出てきた時は、それに合わせて多少の課金をして、一日一回半額のスカウトを回しています。
無課金でも楽しめる?
課金する頻度は低いですが、このゲームは無課金でも頑張れば一日一回のスカウトが可能なので、特に苦労していません。
お気に入りのキャラ
私の個人的な推しキャラは『兼志谷 シタラ』です。
シタラはストーリーの最序盤から居るアクトレスで、夜露の先輩として登場します。
この子の魅力は何といってもそのネタの豊富さに尽きます。
シタラはいわゆる『オタクキャラ』で、作中でもそれを象徴する様に名作アニメや特撮、ゲーム等の名セリフをオマージュを連発します。
このセリフが本編中で良い意味でのシリアスブレイカーとして活躍するのです。
重厚なストーリーの中で、シタラの存在は一種の清涼剤となり、一息着かせてくれる重要な存在です。
また、常に自信家の様に振舞っていますが、内心は臆病で、目立つことを嫌い、自分でどうにもならなくなった時に誰かに助けを求めることを躊躇しません。
普通であればこういった面は『マイナス』として描かれる事が多いのですが、シタラの場合はそれが『プラス』として作用する事が非常に多いのです。
たまたま吐いた弱音がチームの危機を救ったり、誰かに救いを求めた事が仲間との結束をより深める結果となったりします。
そういったネタ的な要素と等身大の少女の性格が、シタラの魅力の一つと言えるでしょう。
またシタラを語る上で欠かす事が出来ないのが『性能』です。
シタラは重力属性の『スナイパー』であり、遠距離から一方的に敵を倒す事を得意とします。
ゲーム序盤においてはこのスナイパーが非常に強力で、ゲーム序盤から凄まじい性能を発揮します。
私もゲーム序盤は彼女に大きく助けられました。
ゲーム中で手に入る『専用ギア』がずば抜けて使い易いのも魅力の一つです。
アリスギアでは、各アクトレスに専用ギアと呼ばれる『そのアクトレスしか装備できないギア』が存在します。
各アクトレスに置ける最強装備の様なものなのですが、シタラはその性能が高く、使い易くなっています。
特にトップスの殲滅力は全アクトレス中でも上位に入る高性能で、瞬く間に大量のヴァイスを殲滅する事が可能です。
アリスギアの属性関係は焼夷=冷撃、電撃=重力であり『同属性の場合与・被ダメージ半分、弱点属性の場合与・被ダメージ二倍』という図式になっています。
必ずしも弱点属性で出撃するのが最適解では無いシステムなので、敢えて同属性でも弱点属性でも無い焼夷・冷撃に電撃や重力を当てるといった戦法も有効です。
特にシタラは敵の攻撃を受け辛いスナイパーであり、トップススキルの圧倒的な性能も相まってこの戦法に適したアクトレスの一人と言って良いでしょう。
ゲーム開始時に引ける、確定するまで何度でも引き直し可能な星4アクトレス一体確定スカウトの対象キャラでもあり、手に入りやすいというのも魅力の一つです。
アリスギアはこんな人にオススメ
『3Dシューティングゲームがやりたい!』
『個性的なキャラの出るゲームが遊びたい!』
『スタミナを気にせずプレイしたい!』
という人におススメです。
元々、シューティングを制作していた会社が作ったゲームですので、ゲーム部分が良く出来ています。
中には最低レアリティの星1のキャラクターで高難易度の敵を撃破するなど、ヘビープレイヤーも多く居るほどです。
キャラゲーとしても優秀で、個性的過ぎるアクトレスの面々は個性的なキャラを望むプレイヤーにはうってつけでしょう。
アクトレスの服装を自分好みに変えたり、戦闘画面を高画質で撮影する機能も搭載されており、躍動感のある戦闘画面を撮る事も可能です。
また、アリスギアにはスタミナの概念が存在しません。
解析システムはあるものの、遊ぶだけであれば延々とスタミナを気にせず遊ぶことが可能です。
協力プレイも存在するので、長く遊べるゲームが欲しい人にもおススメ出来ます。
これから始める初心者さんへのアドバイス
『最初の星4確定スカウトでは推しを引いておいた方が良い、居なければシタラを引くのをおススメする』という事です。
最初の星4確定スカウトは、初期に実装された9人の星4アクトレスの中から1名が確定で排出されます。
この中に外見なり履歴書(キャラ紹介文の様なもの)を見て自分が推せると思ったアクトレスが居た場合は、そのアクトレスを選択する事をお勧めします。
現在、アリスギアには数多くのアクトレスが実装されており、イベントなどで出番が来ない限りは狙ったキャラのピックアップが中々来ません。
星4確定スカウトの対象の中に推しキャラが居る場合は、真っ先にそれを狙うのが良いでしょう。
そうでなければ、星4確定スカウトの中では頭一つ抜けた性能を持つシタラを引いておくと、序盤の難易度が格段に下がります。
その場合は、推しが来るまでシタラをスタメンにおいて、スカウトチケットを集めるのが良いでしょう。
スカウトチケットには期限と50枚までの所持制限があるので、50枚溜まったらその都度スカウトを引くのを忘れない様にしましょう。
また、課金して10連スカウトを行う事でスカウトレベルが上がり、星4アクトレスを引く確率を上昇させる事が可能です。(但し星4アクトレスを引くと上昇レベルは1に戻る)
アリスギアの評価まとめ
アリスギアの評価 | |
---|---|
ストーリーの良さ | (5.0) |
操作性の良さ | (4.0) |
遊びやすさ | (4.0) |
グラフィックの良さ | (5.0) |
音楽の良さ | (5.0) |
戦略性の高さ | (5.0) |
おすすめ度 | (5.0) |
\この記事で紹介したアプリ/
アリス・ギア・アイギス
3Dアクションシューティング
アリスギアの基本情報
タイトル | アリス・ギア・アイギス |
---|---|
ジャンル | アクション |
会社 | 株式会社コロプラ |
価格 | 基本プレイ無料(アプリ課金型) |
配信日 | 2018年1月22日 |
対応端末 | Android 4.1以上、iOS 9.0以降 |
容量 | 0.1GB |
公式ストア | App Store / Google Play |
公式サイト | 「アリスギア」公式サイト |
公式Twitter | 「アリスギア」公式Twitter |
レビュー日 | 2020年1月1日 |