「絵師神の絆って面白いの?」
絵師神の絆のプレイ評価や楽しみ方が気になっている人はぜひ参考にしてみてください!
絵師神の絆の魅力まとめ
- 手塚治虫作品のキャラが美少女化
- 4キャラで戦うターン制コマンドRPG
- レトロフューチャーな独特の世界観
『絵師神の絆』のおすすめ度:(3.5)
絵師神の絆
美少女化ゲーム
絵師神の絆ってどんなゲーム?
絵師神の絆は「創作者」であるプレイヤーが、手塚治虫作品に登場したキャラクターを美少女化した『伽羅少女』を率いて「シメキリ」と戦うRPG。
『伽羅少女』のモチーフは『鉄腕アトム』や『ジャングル大帝』などといった長編から『ザムザ復活』『夜よさよなら』といった短編まで網羅されています。
そんな個性豊かな伽羅少女達の中から、4人を編成してパーティを結成。
本作の戦闘システムは、3×3のマスに、互いが重ならないように4人のキャラを配置して『陣形』を作成し、伽羅少女を移動させて戦うターン制コマンドバトルです。
ゲームシステムについてもっと詳しく
ストーリーは、プレイヤーがガクドニアを訪れ、そこで出会った「編集者」に言われるままに『伽羅少女』の一人『火の鳥』を召喚するところから始まります。
俗に言う異世界転生もののようなテイストのストーリー内容。
制作会社がコンパイルハートであり、ゲーム業界のオマージュネタ満載の『ネプテューヌ』シリーズを製作した手腕が今作でも炸裂。
漫画業界ネタや当時の手塚治虫自身のネタ、更に手塚作品のネタのオマージュなどが作品に散りばめられています。
基本的に軽いノリで進みつつも、元の作品のリスペクトは忘れておらず、伽羅少女の意匠もそうですが、性格なども原作を踏襲したものとなっています。
手塚作品に詳しい創作者であれば、ニヤリとする場面も多くあることでしょう。
ゲームの魅力について
独特の世界観
ストーリーの舞台となるガクドニアは、手塚治虫氏が活躍していた昭和中期~後期の日本の面影を何処か残した、レトロフューチャー感溢れる世界観となっています。
半面、市外はもくもくと煙突から煙を上げる工場のような部分と、ガラクタの山が重なるかつての『夢の島』を思わせる場所となっています。
また、登場する締め切りはコミカルで真っ黒な幽霊のような外見をしていながら、何処か漫画家を思わせる意匠が施されており、何処か影を感じさせます。
相反する景観やキャラが存在する、まるで高度経済成長期の日本や漫画家の光と影を見ているような、近寄り難いが引き込まれるような不思議な世界観がこのゲームの魅力です。
おなじみのキャラが美少女化した伽羅少女
「伽羅少女」には必ず元になった手塚キャラの面影が残されており、能力にもその面影が残っているものがあります。
また、手塚作品を知らない人でも『図鑑』という機能でその伽羅少女の元のキャラがどんな外見をしているのか、どの作品に出ているのか、どんな性格だったのかを知ることが出来ます。
こうした機能を使い、手塚治虫を知っている人でも伽羅少女と原作のキャラの類似点を見つけたり、知らない人でも間接的に手塚作品に触れられるという点も大きな魅力です。
絵師神の絆
美少女化ゲーム
改善してほしい点
ガチャシステムが残念
このゲームはそこそこ出来が良く、登場する伽羅少女達も魅力的で、プレイしていて非常に楽しい内容となっていますが、このガチャシステムだけは本当に改善しなければいけない点だと思います。
このゲームは「欠片システム」を採用しており、ガチャから排出される特定の伽羅少女の欠片を40個集めなければ、その伽羅少女を使うことが出来ません。
問題はその数であり、ピックアップ中の10連ガチャでも最低保障が7個となっています。
もちろん7個は最低保証なので、他に欠片が手に入る場合もありますが、それでも一つの伽羅少女を解放するのに最悪60連することを要求されます。
更にここからUR・GRとキャラを覚醒させるのですが、これにもまた別のガチャの別の欠片が必要になります。
更に一部のキャラしかGRにすることが出来無い為、キャラの当たり外れが大きいと言うのも不満点の一つです。
現在、伽羅少女解放の為の欠片の必要数を120個から40個にする、という緩和がされましたが、それでも獲得や覚醒がとても辛い…というのは言うまでもありません。
加えて強化アイテムも石を使ったキャラからしかまともに入手できないので、伽羅少女のレベルを上げるのも現状、苦労する場面が多くあります。
こちらは一日一回無料で引けるのでまだマシですが、それでもレベル上げには相当な苦労をすることでしょう。
無課金でも楽しめる?
気長にキャラ入手を待てるならOK
絵師神の絆は、現在では珍しい、かつて『欠片制』と呼ばれた、伽羅少女の欠片を40個集めて入手するガチャシステムを導入しています。
ガチャで直接キャラが排出されることはありません。
排出される場合は必ずキャラの欠片が幾つか排出される形となっており、余程の強運が無ければ最初の10連以外で伽羅少女の解放は不可能です。
ゲーム自体の難易度がそこそこ高く、ガチャを引く為の石の入手量も40と低いため、最初からガチャを引いて伽羅少女を揃えたい…というタイプの人には課金が必要になります。
逆に『いつか手に入ればいいや』と気長に待てる人であれば、前述のキズナクエストで全伽羅少女の欠片を低確率ながら入手可能なので、無課金でも長く遊べるゲームだと思います。
おすすめキャラ
私の個人的な推しキャラは『コバルト』です。
これは『鉄腕アトム』に登場したキャラが元になった伽羅少女で、アニメ版しか知らない人にはあまり馴染みがないキャラがモデルとなっています。
コバルトはアトムの弟機であり、原作においては何度もアトムの窮地を救ったキャラでもあります。
伽羅少女となった今作ではアトムの妹となっており、アトムにうり二つの外見で、その名の通りコバルトブルーの衣装に身を包んだ、ボーイッシュな少女となっています。
私のパーティにおいてはアタッカーとして活躍しており、彼女無しには勝利はあり得ません。
キャラとしてもとても気に入っていて、キズナクエストでは創作者であるプレイヤーの困難に駆けつけ、手伝いをしますが細かい作業が苦手で懸命に頑張るも失敗してしまう…というエピソードがあります。
この時の反応がなんとも可愛らしく、以降コバルト推しになりました。
これから始める創作者さん…アトムも可愛いですが、コバルトもオススメですよ。
絵師神の絆の評価まとめ
絵師神の絆の評価 | |
---|---|
ストーリーの良さ | (3.0) |
操作性の良さ | (4.5) |
遊びやすさ | (4.5) |
グラフィックの良さ | (3.0) |
音楽の良さ | (4.0) |
戦略性の高さ | (5.0) |
おすすめ度 | (3.5) |
このゲームは『のんびりとプレイしたい人』にオススメなゲームです。
どうしてもガチャシステムがネックになり、がっつり早く強くなりたい人にはそれが足枷となるので、気に入るかどうかは分かりませんが、のんびりまったりとプレイする分には非常にオススメ出来ます。
特にキズナクエストをプレイすれば、何時かは伽羅少女の欠片が手に入って目的のキャラが手に入るので、急かずにゆっくり世界観に浸れる人には最適なゲームと言えるでしょう。
また、手塚治虫が好きな人にもオススメです。
このゲームの伽羅少女は、全てが手塚作品に登場したキャラが女性化した姿となっており、原作ファンならニヤリとする展開やセリフなどが多く存在します。
また、図鑑機能がとても優秀で、簡易的な手塚作品のキャラ事典としても使用可能なところもポイントが高いです。
\この記事で紹介したアプリ/
絵師神の絆
美少女化ゲーム
絵師神の絆の基本情報
タイトル | 絵師神の絆 |
---|---|
ジャンル | RPG、美少女 |
会社 | 販売:ルーデル/開発:コンパイルハート |
価格 | 基本プレイ無料(アプリ課金型) |
配信日 | 2020年4月7日 |
対応端末 | Android 4.4以上、iOS 9.0以降 |
容量 | 1.51GB |
公式ストア | App Store / Google Play |
公式サイト | 「絵師神の絆」公式サイト |
公式Twitter | 「絵師神の絆」公式Twitter |
レビュー日 | 2020年4月10日 |