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『ハチミツとクローバー』を無料で読もう!美術大学を舞台に描かれる「全員片思い」の青春ストーリー

ハチミツとクローバー

美大の学生と関係者を舞台にした有名漫画『ハチミツとクローバー(ハチクロ)』。

  • 前から読んでみたいと思ってた
  • 久しぶりに読み返したくなった

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『ハチミツとクローバー』作品紹介

ハチミツとクローバー

『ハチミツとクローバー』は、『3月のライオン』などで有名な羽海野 チカ(うみの ちか)さんの青春漫画。

コミックスは全10巻(集英社)が発売されており、テレビアニメ化、実写映画化、テレビドラマ化もされた超人気作品です。

青春群像劇というジャンルの中でも重くなりがちな、一方通行の恋愛・才能の葛藤が軸になっているにも関わらず、優しく軽めの読後感でとても読みやすいのが魅力。

読み終わった後は爽やかな気持ちに戻れるので、警戒しなくて大丈夫だと思います。
羽海野先生は作品を通じて現代人を癒す特殊能力か何かをお持ちなのか…。

吉田秋生先生の「海街Diary」あたりが好きな方にはお勧めしたい作品です。

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『ハチミツとクローバー』あらすじ

ハチミツとクローバー

主人公の竹本くんを中心に、子どもの頃から才能を評価されているコロボックル・はぐちゃん、変態1の森田さん、こじらせた変態(変態2)の真山くん、あゆちゃん、花本先生、理花さんなど、たくさんの人の中ですれ違う恋愛感情であったり、それぞれの喪失を受け止める様であったり、大きな才能同士が近くにいることの難しさであったり、その一方で才能への嫉妬であったり、色々な場面で、人の気持ちの機微が繊細に描かれていきます。

一番の特徴はやっぱり、これだけのモチーフを扱いながらも、優しい空気感を失わない所

素朴な筆致なのに背景がうるさすぎない点には、流石の一言しかございません。

絵柄は周知のとおりお洒落で可愛らしくスラスラと読めちゃうので、男女問わずおすすめしたい作品です。

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『ハチミツとクローバー』登場キャラクター

竹本佑太(たけもとゆうた)

ハチクロ|竹本 祐太

いい面でも悪い面でも青い、普通の良い青年。森田、真山は先輩にあたる。

はぐみに一目ぼれし、何かと気にかけ、支えている。
はぐみと森田が才能を通じて理解を深め合っていく一方で、それができない自分に自信を無くしている。
竹本さん、芸術は創出する人だけでは成り立たないと思いますよ。

真山が実は常識人とはいえないことが明らかになった後は作品の中で稀有な常識人となる。

花本はぐみ(はなもとはぐみ)

ハチクロ|花本 はぐみ

メインヒロイン。

飛びぬけた才能によって幼いころから全国的に評価を受けてきたが、本人はそうした名声に興味がない。
むしろ、その才能によって周囲から遠巻きにされたり、鋭すぎる感受性に振り回されるなど苦労をしており、心配した修司に声を掛けられて浜田山美大に進学する。

その見た目や振る舞いから子ども扱いされがち。
料理の腕はある意味で天才的で、もっぱら食べる側(肉食)。

森田忍(もりたしのぶ)

ハチクロ|森田 忍

留年しまくっている。

急に飛び出ていっては謎のバイトをし、大金とともに帰ってくる。
芸術については多彩で豊かな才能をもつものの、典型的な天才型。

竹本や真山を振り回すだけでは飽き足らず、その奇行によって大学の有名人となっている。
はぐみに一目ぼれするものの、反応が常人の理解を超えていたためしばらく誰にも気づかれなかった。
よく似た顔の兄がいる。謎が多い。

真山巧(まやまたくみ)

ハチクロ|真山 巧

人の話をよく聞き、理解が早く、ソツなく仕事をこなす(モテる)。

一方でアルバイト先の理花に思いを寄せるものの、あまり報われていない。
ただし、その思いの表現方法が原因なんじゃないかと言いたくなる位には色々とこじらせている。

自らに思いを寄せていた山田に幸せになってもらいたいと思い、何かと役に立とうとする。
ザルのため、宴会ではたいてい花本とともに回収役になる。

花本修司(はなもとしゅうじ)

ハチクロ|花本 修司

美術史の教師。

はぐみの親戚でもあり、田舎から連れ出す意味もかねて彼女を美大にさそった。
モンゴルへ長期調査に出かけた際には取り乱すなど、はぐみを溺愛している。

ザルのため真山とともに回収役を押し付けられる不憫な保護者役(暫定)。
浜田山美大OBでもあり、理花たちは同級生。

山田あゆみ(やまだあゆみ)

ハチクロ|山田 あゆみ

美乳美脚の美女。

空手の経験者で、森田や真山はよくその餌食になっている。

学内や実家のある商店街にはファンが多い。
ただし、それが見目のためか、蹴りの威力のためなのかは定かではない。酒乱。

学業では高い評価を得ており、研究生として卒業後も在籍する。
真山に思いを寄せている。

原田理花(はらだりか)

ハチクロ|原田 理花

真山のアルバイト先の経営者であり人気デザイナー。

在学当初は「雪の女王」と呼ばれるほど人との間に壁を作っていたが、原田や修司と出会い徐々に打ち解けていた。
しかし、ある出来事をきっかけに再び壁をつくるようになる。
真山の想いや修司の気遣いには気づきつつ、距離を取ろうとする。

※ここからは少々ネタバレを含むので、自分で読みたい人は「マンガPark」で読んでみてください。1話から最終話まで全巻読むことが出来ますよ♪

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感想(ちょっとネタバレ含みます)

ハチミツとクローバー

最後の最後に「あー!やられた!」となりましたよ(一人で「なん…だと……?」ごっこやる程度には驚く)。
何なら土手で一緒に呆然としたい気分になりましたよ。

ま、そういうこちらの想像など及ばない展開になりながらも、嫌な気分にさせない、気力を吸い取っていったりはしない、不思議な作品です。
はぐさん、意外と誰よりも地に足付いているのでは…。

恋愛に関するエピソードが中心にあるけれど、恋愛抜きに森田が山田を見守っていたり、真山たちが竹山をはげましていたりするように、恋愛以外のプラスの気持ちが描かれていて、暖かい気持ちになれました。
それも薄っぺらい綺麗ごとだけじゃなく、色々なエゴ――誤解や世界の狭さ、思い上がり、恨み、逃避みたいなものの描写もありつつ、こういう信頼や応援が描かれるからこそ私たちも共感できるんでしょうね。

もう一つ個人的にお気に入りなのは、芸術を生み出す人とその周りの人間模様が緻密に書かれているところです。
印象的だったのは丹下教授が森田さんの再留年に落ち込むところだったり、ストレスで体調を崩したはぐちゃん、長谷川先輩のビジネスのエピソードですね。

恩師、ビジネス上の協力者、友人や先輩の理解みたいに、芸術は創り出す本人だけじゃなく、周りもそろって初めて成り立つ側面があるんだろうなと思います。

ここをきちんと描き出していることで、可愛らしい青春群像劇で終わらずに(陳腐な言い方ですが)物語として厚みが増して、大人が読んでも満足できるようになっているのではないでしょうか。
そういう点では「のだめカンタービレ」とか「舞姫」を思い出します。

実は、2018年の今まで少しも読んだことがありませんでした。

映画とドラマにもなった有名作品ですし、題名だけは知っていましたが、アオリに「全員片思い」と書いているから、読んだあと疲れないかな~明日に引きずって響かないかな~とまるで二日酔いを心配する際の心境で敬遠していたんです。

ですが、いったん読んでみたらのんびりした空気と温かい描写で、支離滅裂な上司とインスタグラムの後光に疲れた心を優しく包み込んでくれましたよ。
ですので、シビアなストーリー展開についていく体力が残っていない時、お疲れの現代人に改めてお勧めしたい漫画です。

また、青春群像ものや少女漫画が好きな方にはもちろんですが、「あずまんが大王」や「らき☆すた」「みなみけ」のような、いわゆる空気系漫画が好きな人にもお勧めできるのんびり具合です。

王道の空気系漫画に比べるとストーリー性が強いですが、一般的な青春群像劇ほど修羅場が連なるわけではないので、もし気が向いたら是非読んでみてください♪

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※この記事は2018年8月21日現在の情報に基づいています。紹介している作品は配信期間が終了している場合があるのでご注意下さい。

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